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お客様が末永く安心して暮らせる家を提供したい。
家が建つまでの工程は非常に多岐にわたり、同時にさまざまな職人さんが関わります。建てる職人さんの経験や実力によって建物の品質が違うことは、あってはいけません!
武蔵野ビルドでは、第三者機関で正しい施工が出来ているかを確認します。
第三者ヒンシツ監査サービスとは
多くの住宅会社で、十分な施工品質チェックが行われていない事実義務検査や社内検査だけでは、住宅品質を確保することは難しいと思います。建築中は、建築基準法及び瑕疵担保責任履行法に沿った検査の他、フラット35(住宅ローン)を利用する場合の適合証明検査という一般的な義務検査しかありません。しかし、施工管理を行う上で、法令により明確化されている領域は50パーセントに満たず、残りの50パーセント以上の領域については、義務検査ではチェック出来ない領域=現場任せなのが現実です。武蔵野ビルドが実施している第三者機関「(株)NEXT STAGE」のリサーチ統計データによりますと、是正勧告を出した要因として、30パーセント以上が職人さんの作業ミスであったことが確認出来ます。もちろん武蔵野ビルドにおきましても、職人さんへの施工方法や指導がしっかりとできておらず、再度是正していただくこともありました。
他社と武蔵野ビルドの検査項目の違い
武蔵野ビルドでは、自社での現場監理を実施することは当然として、着工後お引渡しするまでの間「10回に渡る第三者監査」の実施を行っています。多くのハウスメーカーや工務店は、「自社検査」と「瑕疵担保責任保険の検査」のみの実施となりますが、これだけで建築中の施工管理が足りるのでしょうか?一般的な検査である「建物確認検査(強制検査)」「瑕疵担保検査(強制検査)」「適合検査(フラット35)」「性能評価制度(任意)」では、2回~4回程の検査しか実施しません。
当社で実施している(株)NEXT STAGEによる「第三者ヒンシツ監査」では、基礎底板~建物完成時までの10回の監査を実施しております。
ちなみに、(検査業務)とは住宅における基本的に法令で定められた建築基準法及び瑕疵担保責任履行法に照らし合わせて現場で異常や不備がないか等を調べることと定義しています。いっぽう(監査業務)とは、事業者となる建築会社が定める施工及び品質指針状況の適否を判定することと定義されています。
武蔵野ビルドのサービスは、検査業務という小さな法令規定の中で検査員スキルに依存するダメ出しの検査ではなく、法令規定以外のグレーゾーンにも事業者単位で品質基準をしっかりと指針化して、自らが定めた品質基準に対して全ての現場でしっかりと適合させながら、不備の箇所があった場合はその場の対処だけではなく、原因の追求と次現場で同じミスを引き起こさない改善計画までを促す向上性高い崇高な業務となっております。
後戻りできない10回の主要工程で監査を実施
現場管理の基本は、節目ごとに振り返ることです。住宅を施工する工期中で、この作業を進めると手直しができない、後戻りができなくなるポイントがあります。その節目ごとにチェックを行い基準に適合していないところを是正してから、次の工程.へと進めていく。これが品質を管理していくことの基本で、現場監査の一番大事な役割となります。
第一回目 基礎コンクリート打設前監査
基礎コンクリート打設前の監査は、建物強度の要となる基礎の底板部分の配筋の組み方や補強方等が「構造計算書」に基ずく「基礎伏図」との整合性が取れているかの確認を実施する監査です。コンクリートが打設されてしまってからでは、その配筋の組み方を確認することが出来ませんので、このタイミングで監査をすることが重要となります。
第二回目 基礎立上り型枠施工後・コンクリート打設前監査
基礎立上り型枠施工後・コンクリート打設前監査は、基礎コンクリート打設前監査と同様に建物強度の要となる基礎の立上り部分の配筋の組み方や、アンカーボルト等の金物施工精度を確認する監査です。アンカーのピッチや位置が設計図書通りであるかを確認します。ここで少しでも施工に問題があるまま進めてしまうと、強度に問題を引き起こします。こちらも、コンクリートが打設されてしまってからでは、確認や是正を行うことが出来ませんので、このタイミングで監査をすることが重要となります。
第三回目 土台据付施工後・床下地材施工前監査
土台据付施工後・床下地材施工前監査は、基礎の上に据え付ける土台の施工後、床下地(構造用合板)の施工で隠れてしまう基礎パッキンや断熱材の施工を確認する監査となります。こちらも、床下地の施工後では確認の出来ない重要な監査となります。立上りコンクリートの幅や高さ、土台や大引きの種類は設計図書通りであるか。床束のピッチやコンクリートにボンドで固定されているか。アンカーの位置やピッチ、余長は基準書通りであるか等、慎重に監査していきます。
第四回目 上棟直後屋根ルーフィング施工完了後監査
上棟直後屋根ルーフィング施工完了後監査とは、上棟工事にて屋根下地(野地板)施工を終えた直後、ルーフィング(雨仕舞に重要となる屋根下地)の施工が正確に施工されているかを監査します。雨漏りの原因として、ルーフィングの不適切な施工方法が最たるその原因となりますので、マストの監査項目となります。ルーフィングの重ね合わせは、流れ方向上下は100mm以上、流れ方向左右は200mm以上、壁面部の巻上高さは250mm以上かつ雨押え上端より50mm以上とする等、それぞれ厳しく監査します。
第五回目 構造躯体施工完了後・外壁防水シート施工前監査
構造躯体施工完了後・外壁防水シート施工前監査とは、上棟工事にて施工された室内の構造躯体(柱・梁・床合板等)の施工方法や、軸組や主要部分には、厚い鉄板やドリフトピンなどを使った信頼性の高い接合金具を採用し、建物に強さと粘りを付加しています。一棟当たり数百ものピンをつかい施工していますが、これらのピンが抜けている箇所は無いか等、一本ずつ確認を行っていく重要な監査となります。
第六回目 防水シート施工完了後監査
サイディングやモルタル外壁の下には、雨漏りや結露から建物を保護するために防水シートが貼られています。外壁は建物を守るために「一次防水」と「二次防水」と2段階で雨漏り対策を行っています。
一次防水:(外壁材)、二次防水:(防水シート)となります。
防水シートの施工方法が正確に行われているか、確認をする監査となります。重ね合わせは、上下90mm以上左右150mm以上、出隅・入隅は両方向に150mm以上など、厳しく監査を行います。
第七回目 壁・天井断熱材施工完了後・ボード施工前監査
壁・天井断熱材施工完了後・ボード施工前監査とは、壁や天井の断熱施工後に行われる下地ボード(プラスターボード)の施工前に、断熱材の施工内容を確認します。断熱材の施工方法が正確でない場合には、断熱材の欠損や脱落により数値通りの断熱性能が発揮できません。そのため、当社で決められた施工方法が正しく行われているかを、第三者の厳しい目で確認してもらうことが重要となります。
第八回目 内部造作・ボード等施工完了後監査
内部造作・ボード施工完了後監査とは、お客様のご要望通りの造作工事が行われているか、また室内のボード(プラスターボード・耐力壁)のビスピッチやビスの埋込深さ等が適正に施工されているかを判定する監査となります。 ビスの埋込深さやピッチは基準通りであるか、基準書に基づいて施工をしなければ、構造計算通りの強度となりません。ビスの打ち込み深さは(1mm)以内である。壁石膏ボードのビスピッチは、外周部@150mm以内、中通り部@200mm以内とする。石膏ボードの種類や厚さは設計図書通りに基づく。原則として床から天井まで1枚のボードで張り上げる(910mm×2420mmを使用)。やむを得ず中間で継ぐ場合は、下地45mm×90mm以上を取り付ける等、厳しい基準に基づいて慎重に監査が行われます。
第九回目 外装施工完了後・仮設足場撤去前監査
外装施工完了後・仮設足場撤去前監査とは、仮設足場を外してしまった後では確認をすることができない外壁材・屋根仕上・雨どい等のという仕上げの施工に不備がないかを確認する監査となります。足場のあるタイミングで確認すべき全ての部分を確認し、適切な処置を行う必要があります。外壁材の割れやキズ、コーキングの未処理が無いか、軒天や破風板・鼻隠し、屋根仕上材の割れや屋根板金にキズや釘抜けが無いか、その他防雨フードや設備貫通部等のコーキング処理が適切か、全ての確認を行います。
第十回目 建物工事・美装完了後監査
建物工事・美装完了後監査とは、建物工事が完了し、クリーニングの実施が行われた後に行う最終監査となります。床の水平精度や壁の垂直精度に不具合が無いか。外部の外壁に著しいキズや玄関ポーチ仕上面にクラックが無いか。玄関廻りの仕上げ・内部床の仕上げ・壁や天井の仕上げ・金属建具(サッシ等)や木製建具の仕上げ。開閉の不具合や施錠、ラッチの掛かりの不具合が無いか。収納棚や造作家具の仕上げ・階段の仕上げ、設備機器の不具合が無いか、お引き渡しの前に全ての確認をする監査となります。同時に補修箇所の確認も行います。
このように、武蔵野ビルド「標準施工手引書」や主要工程での監査によって、施工の品質がしっかり確保されるため、お客様の安心につながります。
また、現場監査を行った内容や結果を一冊の本にまとめ、建物完成後に「現場監査記録書」としてお施主様にお渡ししております。長期的に建物の価値を向上させる記録になるだけではなく、将来のリフォームや増改築、そして売却時にも有効な資料になります。武蔵野ビルドでは、これからも安心・安全な家づくりを行ってまいります。
家づくりを行う、さまざまな職人さんとともに、更なるスキルアップとレベルアップを続けてまいります。
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