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住宅の購入は人生の中でももっとも大きな買物ではないでしょうか。そんなときに資金面で頼りになるのが住宅ローンです。
今回の記事では、埼玉県にお住まいまたは勤務されている方におすすめの住宅ローンを徹底比較しています。住宅購入をお考えの方はぜひ最後までお読みください。
目次
住宅ローンを比較するときには、まず金利タイプを決めることから始まります。金利タイプは大きく3種類に分かれています。
適用金利がもっとも低いのが変動金利タイプのメリットです。返済期間中に金利が上昇しなければ、住宅ローンのトータルのコストは少なくなります。
しかし金利が上昇する局面になると、返済金額が膨らんでしまうリスクが考えられます。
「金利が上昇しても返済を続けられる」「繰り上げ返済などでリスクに対応できる」など、資金面に余裕がある人向けといえるでしょう。
住宅ローンを借り入れてから一定期間金利が固定されるタイプです。
借り入れ当初の金利が低く抑えられていることと、固定期間は金利の上昇がない安心感がメリットといえます。
しかし、固定期間が終わると金利が高く設定されている場合が多く見られます。そのため「固定期間終了後の金利に対応できる収入が見込める」「繰り上げ返済を利用して金利上昇に対応できる」人向けの金利タイプです。
住宅ローンを契約してから、完済するまで金利が固定されているタイプです。
金利の変動を心配しなくてよく安心感があるのが大きなメリットです。
しかし、他の金利タイプと比較すると、金利が高めに設定されており返済額が大きくなります。住宅ローンの金利上昇への不安を感じたくない人向けの金利タイプといえるでしょう。
住宅ローンを利用するときには、事務手数料や保証料といった諸費用が必要になります。
最近のトレンドとしては、事務手数料＝借入金額×2.2％、保証料＝無料としている金融機関が多くなっています。
地方銀行では、事務手数料が安めに設定されている一方で保証料が必要になるケースがほとんどです。
住宅ローンを借り入れた債務者が、返済期間中に死亡や高度障害になったときなどには団体信用生命保険でローンの残高が完済されます。
最近ではネット銀行などを中心に団体信用生命保険の補償範囲を広げる動きが見られます。加入済みの生命保険内容と照らし合わせて、もしもに備えることが重要です。
住宅ローンを借り入れた人向けのさまざまなサービスが各銀行で用意されています。
多く見られるサービスの一例としては、ATM手数料が所定の回数まで無料になる、家具や家電などの買物割引などがあります。
以前は注意すべき点として繰り上げ返済手数料が取り上げられましたが、現在ではネットバンキングで手続きすれば手数料がかからない場合がほとんどです。
埼玉りそな銀行は、埼玉県内に125もの実店舗を持つ都市銀行です。大きな特徴は店舗で相談できる金融機関でありながら、住宅ローンの金利が低く設定されている点です。
・ 最低金利 変動金利 0.470％ 長期固定金利 1.050％
・ 事務手数料 借入額×2.2％+33,000～55,000円
・ 保証料 不要（借り入れ金利に含まれる）
・ 団体信用生命保険 金利が上乗せになるが、団信革命を利用できる（三大疾病だけではなく、その他の病気やケガによる特定状態などへ幅広い保障が特徴）
・ その他のサービスや特徴 金利ミックスタイプ（固定金利・変動金利を組み合わせるプラン）がある
武蔵野銀行はさいたま市大宮区に本店があり、埼玉県内に93店舗を持つ地方銀行です。
・ 最低金利 変動金利 0.775％ 長期固定金利 1.080％
・ 事務手数料 1件につき55,000円
・ 保証料 融資額1,000万円につき、融資期間により定められている 例）5年 34,320円～ 35年 154,370円～
・ 団体信用生命保険 金利が上乗せになるが、8つの疾病保障付き住宅ローンを利用できる（ガンと診断された場合、脳卒中・急性心筋梗塞で所定の状態が継続した場合、高血圧・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎で所定の状態が継続した場合に住宅ローン残高が0円になる）
・ その他のサービスや特徴 金利ミックスタイプがある、埼玉県内に勤務していて武蔵野銀行を現在利用している人にはおすすめ
埼玉縣信用金庫は熊谷市に本店がある信用金庫であり、県内に96店舗を持つ埼玉県内では大手の金融機関です。
・ 最低金利 変動金利 0.625％ 長期固定金利 1.375％
・ 事務手数料 1件につき33,000円
・ 保証料 融資額1,000万円につき、融資期間により定められている 例）25年 149,000円
・ 団体信用生命保険 住宅ローンの金利に上乗せとなるが、団体信用就業不能保障保険・3大疾病保障特約付団体信用生命保険が用意されている
・ その他のサービスや特徴 繰り上げ返済は取引店舗でのみ受け付けられている（手数料 5,500～11,000円）
・ 最低金利 変動金利 0.475％ 長期固定金利 1.750％
・ 事務手数料 借入額×2.2％
・ 保証料 不要
・ 団体信用生命保険 金利上乗せでは、3大疾病保障充実タイプ 保険料支払い型では、先進医療や女性特有の病気も補償するタイプも用意されている
・ その他のサービスや特徴 固定3年がもっとも金利が安く0.39％ 4年目以降完済までも店頭表示金利より安い設定となっている また金利タイプ変更や繰り上げ返済手数料はすべて無料 家電購入時の値引き特典やホームセキュリティ特典がある
・ 最低金利 変動金利 0.475％ 長期固定金利 1.490％
・ 事務手数料 借入額×2.2％+33,000円
・ 保証料 不要
・ 団体信用生命保険 金利上乗せになるが、クロスサポート、8大疾病保障付住宅ローンなどが用意されている
・ その他のサービスや特徴 パートナーに万が一のことがあった場合のクロスサポートが人気 金利タイプ変更や繰り上げ返済手数料はインターネットからは無料 引っ越しやインテリア購入価格の割引が受けられるライフイベントサービスがある
・ 最低金利 変動金利 0.375％ 長期固定金利 0.990％
・ 事務手数料 借入額×2.2％+33,000円
・ 保証料 不要
・ 団体信用生命保険 金利上乗せまたは月額払いになるが、3大疾病や8大疾病保障に対応した保険も用意されている
・ その他のサービスや特徴 出産や子育てなどライフイベントに応じて毎月の返済額を見直せるライスステージ応援プランが人気 ライフスタイルサービスで出産や子育てに関する特典あり 金利タイプ変更や繰り上げ返済手数料はインターネットからは無料
・ 最低金利 変動金利 0.410％ 長期固定金利 1.440％
・ 事務手数料 借入額×2.2％
・ 保証料 不要
・ 団体信用生命保険 保険料0円で全疾病保障特約に加入できるが、適用条件は他銀行と比べると厳しい
・ その他のサービスや特徴 窓口が少ない（埼玉県内は大宮に2ヶ所のみ） 繰り上げ返済手数料は無料 他行口座から自動的に無料で入金できる定額自動入金サービスが人気
・ 最低金利 変動金利 0.389％ 長期固定金利 1.390％
・ 事務手数料 借入額×2.2％
・ 保証料 不要
・ 団体信用生命保険 保険料0円でガン診断保障50％と全疾病保障、月次返済保障が付いてくる
・ その他のサービスや特徴 固定金利適用中の全額繰り上げ返済手数料は33,000円、その他は無料 申し込みから契約完了まですべてネットで完結する 契約完了まで最短2週間が人気 auの携帯や電気とセットで申し込むとさらに割引を受けられる
・ 最低金利 変動金利 0.520％ 長期固定金利 取り扱いなし
・ 事務手数料 借入額×2.2％
・ 保証料 不要
・ 団体信用生命保険 金利上乗せにはなるが、ガン保障特約付き、8代疾病保証付きなどが用意されている
・ その他のサービスや特徴 全国に365日営業のイオン銀行店舗がある 物件価格の105％まで借り入れが可能 イオン系列店の買物が5年間5％割引になる
ARUHIは住宅ローンを専門に取り扱っている金融機関です。（銀行ではありません。）
・ 最低金利 フラット35を中心に扱っている 自己資金が増えるほど金利が下がる スーパーフラット 自己資金10％以上 1.300％ 30％以上1.200％
・ 事務手数料 借入額×2.2％（Web申し込みでは借入額×1.1％）
・ 保証料 不要
・ 団体信用生命保険 金利上乗せにはなるが、ガン保障特約付き、8代疾病保証付きなどが用意されている
・ その他のサービスや特徴 変動金利は金利が高い 物件がフラット35の要件を満たしていることが条件 審査のスピードが速い 借り入れ要件に職業が含まれないため、個人事業主や転職した人でも利用しやすい
（金利・手数料は2022年2月10日現在）
住宅を購入する際で資金面をサポートしてくれる住宅ローンは、どの金利タイプや銀行を選べばよいか悩む人がたくさんいらっしゃいます。今回の記事を参考にして住宅ローンを選び、素敵なお住まいを実現させてください。
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